2002/9月

9-2[いつかは優雅に^^]
昨日、一昨日とニケ(ボーダーコリー)のフリスビー犬大会におにぎり持って見に行った。なんとか雨が落ちない程度の天気、あっちもこっちも犬だらけ。こんなに犬好きがいたんだといつも思う。大体1頭ではなく少なくても2頭、4、5頭連れている家族もざらにいる。

「そらもハスキー連れて帰る」といわれるが、うちには無理。犬飼うだけの余裕が私に無いもの。いまだってショーンにあたっているような母なのにね。

いつかは「優雅にガーデニングと愛犬に囲まれて」なんて生活してみたいと思うけど、この性格じゃ、できるだけの時間とお金があっても無理かもしんまい^^。

9-3[がおる]
「がおってる」って言葉わかりますか?まあ疲れているの強調された顔とでもいいましょうか。現在の私の顔です^^。

まったくもって「や」な顔なのですが、自分ではどうすることもできないのも困ったものです。

年齢的なものも、もちろんあるだろうし、今の環境に疲れているというのもあるだろうし「しのびよる更年期」に後押しされているような気分である。

気は持ちようなので、楽しい50代めざして今はがむしゃらでもいいのかな、と自分にいいきかせ、今の老け顔からメをそむけているのです^^。あ~ぁ。

9-4[食事の味]
ここのところ、清涼飲料水系を買わなくした。元々そんなに買ってたわけでもないけど、お兄ちゃんはちょっと不満らしい。見ればほしくなるのがあたりまえなので「そらがかわいそうだから」と言って我慢してもらうことにした。

なので家にあるのは、水、お茶、牛乳。1L牛乳があ!というまになくなる。その上ず~と「低温殺菌牛乳」を買っているから、スーパーで普通の金額で売ってる牛乳は飲まない。学校給食の牛乳もおいしくないという。

甘いものやファーストフードを極力避けて、自前で作った食事をしていくと素材の味に敏感になるようだ。これこそ究極の贅沢なのかもしれない。

明日はアレルギー科で教わってきた、陰陽料理について書けるかな。(なんかあやしいでしょ^^)

9-5[素敵な集団]
今日は陰陽料理を書くつもりだったけど、昨夜保育園の懇談会があり、帰り着いたのは今日でした。懇談会は21時には終わってたんだけどね。

なにをそんなに話したかというと、最初の自我を確立する3歳半から4歳半の1年にクラスみんなが突入したということの押えをしっかり親が自覚するということ。
過干渉になりすぎない、自由の保障。言葉にすると簡単にまとまってしまうけど、これを実践するのはなかなか難しい。

「良い集団の中で初めて個性が育つ」良い集団の定義がまたわかれるところですが、本当に個人を尊重しあう集団というのは、保育園児であれ、つくることが可能です。6歳児による自治、もう大人でも震えがくるくらい素敵なんですよ。

そういった集団に育てるには今なにをしたらいいのか、なにが問題として上がってきているのか、話だしたら止まらない。(笑)自分の子に素敵になってもらいたい、これが1番、そのためには今いる「群れ」を集団として育て上げていくこと。

でもここが一番わかりづらいところでもある。1人育てていると「あ、これが言われてたことか」と納得する時期がくる。初めての子だったり、集団生活を経験しなかったりだと、やはりわかりづらいだろうと思う。なにせ、自分の子だけでも大変なんだから。

親にも余裕がない、自分を含めて時間におわれている。けど、時間なんて創らないかぎり増えはしないのよ。と自戒を込めて今日は書いてみた。がんばろう!

9-6[陰陽調和料理]
陰陽調和料理(重ね煮)
*砂糖、みりんなどを使わなくても野菜から甘味やうまみを出す料理

だそうです。バランスよく、調味料に頼らず野菜を多く取れるという。

----鍋蓋------     左の順に下から材料を切って入れる。
肉・魚・貝類       1回に5,6種類の材料を入れる。
 穀類          根菜類は皮むき、あく抜きしない。
 根菜          水は材料の半分~1/3程度
 芋類          調味料(味噌など)最初から入れる
葉菜・果菜         (少なめ)
海草・きのこ・こんにゃく 沸騰したら弱火、かき回さない
----鍋底---------- 
             青葱、三つ葉は出来あがてから入れる

動物蛋白の旨味、油を利用すると、砂糖、みりん、酒、油を減らすことができる。

と、このように言われて、うちでは具沢山の味噌汁を作ってます。これがアトピーに効くかはよくわかりませんが、確かに野菜中心バランス良く栄養素を取れれば、それにこしたことはないです。

9-9[日帰りバスレク]
土曜に滝川の丸加高原にコスモスを見にいったが、なんと花は7分咲き。春は早かったのに、秋は遅くなっているらしい。今年の天候は旅行会社泣かせだとガイドさんが言ってた。手前の緑色のところが本来ならピンクになってるはずなの。

おばあちゃんを連れて(私は楽をしようと)3人で出かけるつもりが、当日おじいちゃんの具合が悪くなり、そらと2人で出かけることになった。
コスモスを見る前と後にちゃんとお買い物場所が設定されているのが日帰りバスレクの常識^^。
で行きが「ソメス・ファクトリー」という馬具を作っている工房。バッグも売っている。

そらは外にいた馬が気に入ったらしく、最初は2頭とも真横になって寝ていたが、そらが近づくと寄ってきてくれた。頭をなでると人懐こそうに近くにくる。ずっと馬と遊んでいたかったらしい^^。

丸加高原は、パークゴルフや手作り体験などいろいろなものがそろっているそう。かなしいかな花は7分というか、半分くらいしか咲いてなかった。センターハウスでは近隣の幼稚園生がアイスクリーム作りを体験していた。そらも混ざりたそうだった。

帰りのお買い物場所は、砂川にある「北菓楼」というお菓子屋さん。バスのお客さん全員にソフトクリームを配ってくれた。そらちゃんうれしそう。その上、シュークリームまでくれるので、そらは私の顔を見つつ、やっぱり食べた。そりゃしかたないよね、もともと好きなお菓子だもの、食べたいに決まってる。まぁ今日は旅行で特別ということでね。


9-10[木のおもちゃ]
この間行った「もっと北海道」フェア。道産品を道内の人にもっと知ってもらおうという催し。
その中に木のおもちゃばかりの遊び場があって、もう子ども達でいっぱい。そらも浮き足たって体が宙を舞ってるようでした。なにがそんなによかったのか、子どもがいっぱいというのもあるだろうけど、金属やプラスチックにはない、なんともいえない良さがひきつけたように思われる。

あちこちテープで補強されている、傷ついたおもちゃたちはかわいそうでもあったけど、子どものパワーについていけてなかったのか、何をするかわからない子どもとのいたちごっこなのか、創り手の人達もかなしむのじゃなくて、考えてくれる材料になってるといいけど、とか考えてしまった。


9-11[きょうはお兄ちゃんに思うこと]
おととい、意気消沈してお兄ちゃんのご帰還。訳を聞くと「おれ、いっぱい悪いことしたんだ。先生に指導されたんだ・・・」
ふ~ん、でなんなのさと私。反省文書いて先生に見せてから親に承諾もらうんだと言う。まずは話してみて、それからじゃなきゃ書けないでしょ、と脅す(^^)とポツポツとしゃべり始める。

夏休中の部活帰りに買い食いしてたのを先生に言われ1回目の指導を受ける。そのちくった犯人探しをして女の子を泣かし2回目の指導を受ける。3回目は隣の中学へ試合に向かうのに徒歩と指定されていたのに地下鉄を使ったので指導。

内容を聞いてみればどれもたいしたこと無い内容だけど、本人は痛く反省している様子。ただ気になるのは「悪いこととされていることをやったから悪い」までの反省にしかなっていないという点。

「友達に引っ張られて」そこはまあいい、最初はやめようと言いながら、「まあめんどうだからいいや」となってしまう自分の弱さにちゃんと向き合ってほしいと思う。
自分と向き合うのは本当に辛い、つらいけど向き合わないと次のスッテプに上がっていかないということに本心から気づいてほしいと思う。

9-12[昨日の続きを書いてて、PCがとんだ;_;……]
昨日の続きを書いてて、PCがとんだ;_;

先生に呼ばれて「おまえの母さん相談があるって、部活でも辞めようとか言ったのか」といやみをいわれたそう。
兄ちゃんふんばって「辞めません、がんばります」
そーか、1つ大きくなったんだ、すごい!とおもいます。

期限のないトレーニングだけの部活でも、自分がやったことだから、ここでやめたら自分が惨めになるし、なさけないだろと、辞めるという友達にも、おまえも根性だせやと言ったのだそうです。(きまじめだなぁ^^)

今回先生に面談を申し込んだのも、ここはちゃんと話をしてショーンを少しでも解ってもらおうと思ったから。電話で先生は「どうも友達が1番で、引っ張られているように感じる」と。確かにひっぱられていったのはそうなのだけど「このくらいのことならまあいいや」「めんどくさいから」なんだよね。

本人もまあいいやと妥協したのは自分だし、自分が悪い!と友達のせいにはしていないが、「まあいいや」の基準がね。今回のことは、ごめんなさいだけど、次も違う些細なことがでてきたら、まあいいやにならないともかぎらない。ここは先生とも一致。さてこの幼い思考をどうやって鍛えていけば良いのか^^。本当にショーンにはいつも「親である」といことを認識させられるというか、問われるというか、鍛えられるわ。

ショーンに関して言えば三つ子の魂ではないけど、正義感と生真面目さはきちんと根っこに持っていると確信している。親ばかかもしれないが、ここは安心しているところ、なので今回のような問題が起こると、どっこいしょと出て行くことになる。ゆっくり一緒に見ていってくださいと。

9-13[そらちゃん、遠足]
お兄ちゃんはなんだかすっきりした顔している。立ち直りの速さにわたしのほうがついていってないのかも^^。

さて、今日はそらちゃん久々の遠足。遠足と私が言うと「ちがうでしょ、あしたは牛見に行って、ばったつかまえるの」と訂正される。お弁当持ってでかけるのを遠足っていうのだよ、ま確かに歩いていくわけじゃないけどね。

家から車で10分くらいのところに、八紘学園という酪農と農業の高校がある。そこに牛と羊を見に行くのです。たまには作業している若いお兄さんやお姉さんにも会えるのですよ。とんであるいて、今日のお話が楽しみです。

9-15[そら、おばあちゃんちにいくわ]
おばあちゃんが、畑の作物を最後だからと、とうきび、枝豆、ピーマン、トマトを持って家に来てくれた。
私は夕食の支度をしていたので、そらはおばあちゃん相手に遊び出した。支度が終わって、さて食べようとすると、
「そら、おばあちゃんちにいくわ」というセリフになった。
え、泊まるの、本当に?今まで一度も1人で泊まったことがない。
さっさと支度して元気良くでかけてしまった。

自分で言い出した事は最後までやるので、思いがけずゆっくり寝られるな。
でもちょっとさびしい気持ちもね。

9-17[いとこ]
そらのいとこに史君という、ショーンより6歳上のお兄ちゃんがいます。そらが1歳半のときに家に2週間あそびにきました。いまから2年半前くらいですから、彼が高校3年を前にした春。

男の子のむさい姿かたちは関係なく、そらは這い這いで驀進、フミ君のところにちょこんと座るような好きさ加減^^。(当事そら人見知りの最中でもあった)
で、そら2歳、史君の家へ行く。史君と彼女にローソンでお菓子をかってもらう。

そら4歳、史君とその彼女、そして史のおねえちゃんの幸とショーンを連れてディズニーランドに行くのが現在の夢である。

9-18[そらの反応]
ステロイドを全部やめて、漢方と保湿剤、あとは食事に気をつけての毎日。肌はカサカサ、掻き傷だらけ、頭の中もカサカサ、汗をかくと赤いぷつぷつができる。

毎日の日課「今日は痒かった?お昼寝の後は大丈夫だった?」
と聞かずにいられない。

昨日「背中なんかスベスベ、りすさんもす~とすべるくらい!」とそら。
あんまり可笑しいので大笑いしてしまった。そらもその反応によろこんでいた。なんだか気持ちがちょっと軽くなった。

9-19[そらの機嫌]
なんだか今日は朝からべそべそのそらちゃん。何がどうなっているのかよくわからないので、一生懸命聞いてみた。
「きょうは保育園に行かないで一日おかかさんとお家にいるの~」と泣く。

う~ん困った、今日はやな考課の日。きょうだけでも行かないと、どこ飛ばされるかわからない、席がなくなるかもしれないのに。そんなことはそらには関係なく(仕事が無くなったら関係なくもないんだけどね^^)何もない日なら、ここまで泣かれたら、そうか、休もうね、といえるのだけど、今日は無理。

なんとか気持ちを別の所に持っていくしかない。
「そうだ、そらの宝石箱作ろう!」空き缶が入っている箱をひっくり返して、そらのきにいった缶を探す。よ~し、いい方向に向いてきた。
「じゃさ、保育園の帰りに綺麗な髪留め買おうか?」
「うん、買う!」
よかった、よかった。

9-20[きょうは自分のこと]
この不況下、北海道はもともと仕事が少ないし賃金ベースも低い。で、正社員で働けるありがたさ、というものが全面におしだされ、どんどん働きにくくなっている。

今の会社はフルフレックスのはずなんだけど、ルーチンワークがほとんどの事務職だけ時間給に変更された。拘束時間は9時6時、それ以上働けば残業代がでる。それ以下の時間の場合、時間分割り算で基本給から引かれる。

で私の場合、6時までいたら保育園へのお迎えができないので、1時間の時短。そうすると1/8の給料が支払われることになる。ほかの職種の場合だったら、土曜や休日に足りない時間働くことができるが、いまの職場は要る時間が決められているので、有休や傷病休暇をとっても、評価のマイナスに繋がる。
つまりは、座ってなんぼの世界なのである。

なんだか釈然としないし、仕事への意欲なんてものも微塵も見出せない仕事だけど、生活がかかっている身としては、辞めるに辞めれない、というのが引け目となってしまっている。
子どもや年齢がネックとなるような仕事や職場にしかいられない自分が悪いと思うしかないのかなぁとちょっと落ち込み。

9-24[そらと自転車]
昨日はあまりに天気がよかったので、おにぎりとお茶、そらの自転車を持ってドライブ。30分も走ると「農試公園」という自転車専用のコースがある公園につく。ここはコースの中に信号機や一時停止線など、交通法規を教えられるように作られている。

そらは夢中で、自転車をこいでいた。追っかける私がすぐ、みうしなうほど。あれあれ、どこにいったかなと思っていると、
「かあさ~ん!」とそらが私を見つけてくれる。

結局1時間半、びっしりこいでいた。だんだんマシなこぎかたになって、でも補助輪はまだはずせないなぁ。きっと自分から「はずして」と言ってくるだろうしね。

ここは貸し自転車もあって、小さい子用も貸し出していた。乗ってすぐこける子、泣いて乗らない子といろいろ。
そらは転んでも、泣きもせず、何回もがんばってた。なかなか根性あるんだな^^。

9-25[そらの行動]
お風呂に入ろうとしていたら、そらがトイレに入った。そこまでは普通。
でてきたそらはトイレットペーパーをくるくると巻いて持っている。
(何するんだろう?)

お風呂場に入って、排水溝のゴミを手に持っていたペーパーでふき取っている。
(あれあれ、いつも私がやってることだ)

本当に子どもってこちらが意識してないところを見てますね。
うれしいような、こわい思いをした場面でした。

9-26[運動会予行練習]
昨日は運動会の予行練習だった。本人は予行練習がなんたるかまったくわかってはいなかったけどね。

「うんどうかい!」と朝からウキウキ。お弁当の中身もチェック、水筒も選んで、お茶のチェック。シーツ(シートの間違いだと思うけど^^)OK。リュックにつめて、靴はいて車にGO。

いつもこれくらい早く支度できてくれると、怒る割合が少なくていいんだけどなぁ。(笑)

どうだった?と帰りにきくと「たかしには、がんばってもかてない」と下向きながら言う。
ふ~ん、もうそんなことまで考えるようになったんだ。ちょっと前までは自分しかなかったのにね。

9-27[ショーンの食事]
お兄ちゃんは食事にうるさい。保育園が素材中心、薄味だった。お兄ちゃんの頃は私もまだ体力があったのでがんばってた。(笑)おかげで味にうるさくなった。

ショーンの友達の中には、自分で作るようになった子もいるが、うちの場合そうはならないで、うるさいだけに育ってしまった。ので、外食は嫌い(往々にして味が濃かったり、添加物の味がするからと、本人はのたまう^^)

だがこの頃ちょっと変化が。ほんのちょっと前までは「これ、塩味たりない」とか「甘味、ちょっと微妙」とか鍋物(鍋の中がみんな同じ味になるからヤダ)だったりすると食べないとかあって、私と喧嘩になった。

今も同じように批判はするが、出されたものは全部食べる。食べられない(あまりお腹がすいてない)ときは「今日は少しのこしていいか?」と聞くようになった。

あたりまえのことかも知れないが、ショーンの場合食べさせることが大前提にあった食生活。ついつい、食べさせるために好きなもの、食べやすいようにとなってしまっていた。おやつも果物も、あまりというかほとんど食べない。唯一好きなものが白いご飯というような、。(米の銘柄とまではいかないが、違う米を炊くとすぐに気がつく)

いまは、綺麗にそれも、人並み以上に食べてくれる。

幼児の変化はもう、目を見張るほど早くてわかりやすい。中学生ともなると、変化は微妙であるし見えずらいが、確実に大人になっていくんだなぁと、なんだかうれしかった。

9-28[明日は運動会]
明日は楽しみにしている運動会本番。天気予報は雨、今も雨が降っている。雨でも小学校の体育館をかりているので、中止というのはない。
雨なら最初からずっと雨だと体育館なのだけど、曇りで途中から雨だったら悲惨。

どっちでも分かりやすい天気だといいな。さすがに見ているだけの親は寒さ対策もかかせない。さて明日のお弁当の支度にかかるか。


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